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【活動報告】オープンから4ヶ月ーQueer Space Tokyoの今とイベントレポート

#Queer Space Tokyo

こんにちは。
コミュニティ・ウェルネス事業部 Queer Space Tokyo運用担当の優香です。

2026年1月16日にオープンした常設型コミュニティスペース「Queer Space Tokyo」ですが、開設から約4ヶ月が経過しました。

これまでQueer Space Tokyoでは、LGBTQ+当事者の方々やアライの方々が安心して参加できる場として、学びや交流を目的としたさまざまなイベントを実施してきました。テーマや形式も多岐にわたり、参加者同士が自然に関わり合える機会が少しずつ広がっています。

本記事では、これまでに実施したイベントの中から、4つの取り組みについて内容と当日の様子をご紹介します。


イベント1|【QSTカレッジ】ネットと社会運動 – LGBTQ+の社会運動を事例に考える、 ネット時代の「変化」と「課題」

【QSTカレッジ】では、LGBTQ+の方もアライの方も安心して学び、つながり、未来に向けて一歩を踏み出すことを目的に、専門家や活動家を講師に迎えた学びの機会を提供しています。

  • 開催日:2026年3月28日
  • 内容:ネット時代におけるLGBTQ+の社会運動について
  • 形式:講演/交流会

3月は「ネット時代におけるLGBTQ+の社会運動」をテーマに、トランスジェンダー当事者として若者支援に取り組む遠藤まめた氏を講師に迎え、講演と交流会を実施しました。(写真はイベント当日の様子)

社会運動や情報発信に関心のある参加者が集まり、講演後の交流の中で参加者同士の意見交換も行われ、学びをそれぞれの関心や行動につなげるきっかけが生まれていました。参加者からは「自分の気持ちが整理されてスッキリした、来てよかった」といった声も聞かれました。

イベント2【QSTカレッジ】あのときのモヤモヤ談義  ― 自分と社会を見つめる対話講座

【QSTカレッジ】では、LGBTQ+の方もアライの方も安心して学び、つながり、未来に向けて一歩を踏み出すことを目的に、専門家や活動家を講師に迎えた学びの機会を提供しています。

  • 開催日:2026年4月18日
  • 内容:具体例をもとに自分や周囲の思い込みや偏見について考える
  • 形式:講演/ワークショップ

4月のQSTカレッジでは、「あのときのモヤモヤ談義―自分と社会を見つめる対話講座―」をテーマに、一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣氏を講師に迎え、オンラインとオフラインの両面からプログラムを実施しました。(写真はイベント当日の様子)

当日は、日常の中で感じた違和感や言葉にしづらい感情に関心のある参加者が集まり、ジェンダーやセクシュアリティに関する具体的な事例をもとに対話を行いました。参加者は、自身の経験や背景を踏まえながら、「なぜその言葉に傷ついたのか」「どのような前提や思い込みがあったのか」といった点について整理する時間を持ちました。

会場では、安心できる環境のもとでそれぞれのモヤモヤを共有し合う様子が見られ、参加者同士が相互に理解を深める場面もありました。このイベントを通じて、個人の経験と社会的な背景を結びつけて捉える視点や、対話を継続するためのコミュニケーションについて考えるきっかけが生まれました。

イベント3|【初級者歓迎!レインボーラテアートワークショップ】

Queer Space Tokyoでは、一人ひとりが自分らしい“これから”を考えるきっかけと、新しいつながりが生まれる場所として、ワークショップや交流企画を実施しています。

  • 開催日:2026年3月21日
  • 内容:初心者でも簡単にラテアートを体験できるものづくり体験
  • 形式:ワークショップ

レインボーラテアートをテーマに、初心者向けのワークショップを実施しました。講師には、東京都文京区にてカフェを運営する井町ひとみさんを迎え、あらかじめ用意されたラテのフォームに色をのせていくアート工程を体験する、という形式で行いました。(写真はレインボーラテアート)

当日は、ラテアートに関心のある参加者が集まり、講師の穏やかな進行のもと、安心感のある雰囲気で制作が進みました。会場では、自宅でのコーヒーの淹れ方について参加者同士で情報交換を行う様子も見られ、自然な交流が生まれていました。

また、レインボーという珍しい色使いのラテアートに対しては、完成のたびに歓声が上がる場面もあり、場全体が一体感のある盛り上がりを見せていました。

イベント4|【ビースブレスレット作り&交換会】

Queer Space Tokyoでは、一人ひとりが自分らしい“これから”を考えるきっかけと、新しいつながりが生まれる場所として、ワークショップや交流企画を実施しています。

  • 開催日:2026年4月25日
  • 内容:カラフルなビーズやアルファベットパーツで自由に制作をした
  • 形式:ワークショップ/交流会

新生活の時期にあわせ、手作業を通じて落ち着いて過ごせる時間を提供することを目的にワークショップを実施しました。参加者それぞれが自由にデザインを考えながら制作を行いました。(写真はビーズブレスレット)

当日は、運営スタッフによる和やかなフリートークからスタートし、参加者が自然に会話の輪に加わる様子が見られました。自己紹介と名札の着用を行ったことで、その後の交流でも名前を呼び合いながら会話が広がり、趣味の話題などへとつながっていました。

制作中は、一人で集中する方と会話を楽しむ方がそれぞれのペースで過ごしつつ、全体として和気あいあいとした雰囲気が生まれていました。会場にはレインボーカラーのフォトスポットも設けられ、多くの参加者が完成した作品とともに写真撮影を楽しむ様子も見られました。

Queer Space Tokyoリピーターの方々の参加もあり、初参加の方も含めて緊張感の少ない場となっていたことが印象的で、ものづくりを通じた自然な交流の機会が生まれていました。


「日常にひらかれた居場所」を目指して

オープンから4ヶ月が経過し、Queer Space Tokyoでは少しずつ人の流れや関わり方が見えてきました。

イベントをきっかけに生まれた会話やつながりが、その場限りではなく、日常の中で続いていく——そんな「居場所」としての役割も育ち始めています。

今後も、参加する人同士が出会い、話し、学び合える場として、多様なテーマや形式の企画を展開していきます。

誰もが無理なく関われる環境づくりを続けながら、日常にひらかれたコミュニティスペースとしての機能を、これからも高めていきたいと考えています。

執筆者:優香 / コミュニティ・ウェルネス事業部 Queer Space Tokyo 担当

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