活動内容

東京レインボープライドは、Tokyo Prideの運営や、
教育・啓発、芸術・文化、コミュニティ支援、ウェルネスサポートの各事業、アドボカシーを通じて、
多様性の尊重と理解促進を目指しています。

Tokyo Prideの運営

LGBTQ+当事者とその支援者が「性」と「生」の多様性を祝福する場を提供しています。毎年、アジア最大級の「Tokyo Pride」をはじめとするLGBTQ+関連イベント他、コンテンツを提供しており、多様な文化やコミュニティが一堂に集まり、理解と連帯を深める貴重な機会となっています。

コミュニティ事業

LGBTQ+やアライの人たちが年齢やバックグラウンドを問わず、日常の中で安心してつながり、学び、相談し、成長できる機会を届けるために、年間を通じてコミュニティ事業を展開しています。 常設スペースQueer Space Tokyoや若い世代のためのYouthProjectを中心に、交流会、講座、相談会、ワークショップなど、年代や属性を超えて参加できる多彩なプログラムを展開。 新しい仲間との出会い、安心して話せる時間、明日へのヒントや学びを通じて、日常の中に小さな安心と豊かさが積み重なることを目指しています。

教育・啓発事業

企業や学校、自治体を対象に、LGBTQ+の理解を深めるための研修や講演を提供し、多様性を尊重し、受け入れることができる企業や組織を増やすことを目指しています。 現在、eラーニングを含む新しい学習プログラムの開発にも取り組んでおり、誰もが自分らしく働き学べる社会を実現するための教育を進めています。これらの活動を通じ、LGBTQ+への理解が職場や地域全体で広がるよう努めています。

芸術・文化事業

芸術やカルチャーの創造性やそれらがもたらす感動や訴求力を通して、LGBTQ+当事者のメッセージや課題を表現できるような企画・作品・イベント等のコンテンツを生み出します。 クィア・アート展の開催など、LGBTQ+に関する課題意識を社会に広く伝え、制度だけでなく理解ある文化を醸成し、より強いインパクトを与える活動を展開していきます。

ウェルネス事業

LGBTQ+当事者やその家族が直面する財産管理、保険、医療、美容やスタイルサポート、家族形成、老後などの社会課題に対して、企業や他団体と協力し、包括的な支援サービスを企画していきます。これにより、将来に対する不安を軽減し、誰もが自分らしく生きるための環境を整えることを目指しています。 多様なニーズに応えるウェルネスサポートを通じて、一人ひとりのウェルビーイングの向上に努めていきます。

アドボカシー活動

近年、LGBTQ+の認知度や理解は高まる一方、日本においては法整備が進まないことが大きな課題です。婚姻の平等をはじめ、LGBTQ+の存在を前提とした制度や法律が実現されなければ、根本的な解決には至りません。 東京レインボープライドは、国内外のさまざまな企業・団体との連携や、多様なネットワークを活用した調査研究、情報発信、提言活動を行い、具体的な課題解決を目指します。