<6/15放送>ゲスト:竹田ダニエル(ライター) | TAROU(有限会社T&T)
InterfmとTOKYO RAINBOW PRIDEがタッグを組み、ダイバーシティ、多様性のある社会が叫ばれる中で、毎回取り上げる様々なトピックスやゲストの方との会話を通し、まだまだ残る、様々な問題を可視化し、本当の意味での多様性と、愛のある社会を目指していく番組「Find Your Colors with TOKYO RAINBOW PRIDE」。
6/15(土)のゲストは、前半はライターの竹田ダニエルさん、後半は男性用下着ブランドGX3を手がける有限会社T&Tの広報 TAROUさんをお迎えします。
レインボートピックス
世界中から集めた最新のニュースから、話題のイベント、映画、音楽、お店など、多様性のある社会に気づける、理解を深められる、参加できる、そんな様々なトピックスを取り上げて、紹介する「RAINBOW TOPICS」。
今週は、ライターの竹田ダニエルさんにこれから人気沸騰間違いなしの注目アーティストについてお話していただきます。
<チャペル・ローン>
アメリカ、ミズーリ州出身のシンガーソングライター。オリヴィア・ロドリゴの『ガッツ・ワールド・ツアー』のオープニング・アクトとしてパフォーマンスしたことで一躍有名となり、今年のコーチェラへの初出演を果たす。クィアを公言しており、クリスチャンの家庭で育ったことから、保守的な生い立ちの中でクィアとしての葛藤などを曲に反映している。さらに、ドラァグクイーン的ヴィジュアルとパフォーマンスも話題となり、幅広い層から支持を得ており、今最も目が離せない新人アーティストの一人といえる。
THINK ABOUT THE FUTURE
様々な価値観を共有し、よりよい社会の方向性を模索していくゲストコーナー、「THINK ABOUT THE FUTURE」。
今週のゲストは、男性用下着ブランドGX3を手がける有限会社T&T広報のTAROUさんをお迎えして、見えない部分のおしゃれと男性下着市場の変遷についてお話いただきます。
この記事では、現在の男性下着市場のこれまでと今についてを抜粋します。
男性下着市場これまでと盛り上がりについて
TAROU:(男性はアンダーウェアにこだわらないという社会的イメージがあった中で)昔からビキニとかTバックが好きな方いらっしゃったと思うんですけれども、昔は色物というか、特別でそんなに多くないだろうという。買える場所もオンラインショップかアダルトショップ。こそこそ買いに行くというような。そういったところを変えたいっていう。
ブルボンヌ:昔からあったパーティーグッズ寄りの男性の変な下着って…
TAROU:変なっていうイメージですよね。
ブルボンヌ:そう、お笑いの方にいってるような変さだったんだよね。だから、男の人が自分をセクシーなものとして認識するっていう文化自体がストレートにはまだ当時なくて、やっぱりそこはゲイが早かったんだよね。
TAROU:それをもっとオープンに購入できる。誰が着ても恥ずかしいものではない。それが普通のものみたいな形に市場を持っていきたいという想いがありまして。そうなると、輸入だけだと数が限りがあって、自分の欲しいものはないとなってオリジナル作っちゃえって流れになりました。
ブルボンヌ:オリジナルを販売してからどれくらいになるんですか?
TAROU:今年で12年になります。
ブルボンヌ:オリジナルを作り始めてから一周しているんだね。売上もうなぎ上り右肩上がりって感じ?
TAROU:皆さまのおかげさまで。
ブルボンヌ:そんな感じしてました!いたるところに広告とか目にする機会が増えたし。
TAROU:12年の間にソーシャルメディアも発達してきまして。皆さまがセクシーに着こなしているのをオンラインに投稿していただけることで、更に認知が広がって。
ブルボンヌ:ゲイの人たちはせっかく鍛えた体とか、それこそ人様にもしかしたらストレートの方よりは見せる機会が多いという気持ちもあって”より可愛いもの”ってニーズがあったと思うんですけど 、こうしてマーケットとして動き出すとその感覚が ストレートの人にも 波及してる感じってある?
TAROU:そうですね、筋肉系やフィットネス系の YouTuber の方が履いているのを見たりとか
ブルボンヌ:ストレートの方でも体鍛えている人にとってはやっぱりゲイ発信の商品の方がより体を美しく見せられるってのは分かってくれているんだ
TAROU:そうですね。より体にフィットするようなデザインが多いので、そちらを着用しているのをSNSを通して見るというのが増えています。
ブルボンヌ:御社をはじめ、ゲイの方たちがベンチャー的に始めた”男の子だけど可愛い下着”みたいなのってそのムーブメントが起きたあと大手の下着メーカーも乗っかってきた感じあるよね ?
TAROU:そうですよね。レースの下着を作ってみたりとか、ボクサーブリーフだけではないようなものがよく見られるようになってきています。
ブルボンヌ:「男性だって可愛い下着、いろんな下着本当は欲しかったんだよ」っていうことを一番その欲求を持っていたゲイの人が”ないものは作ってしまえ”でご自身で会社立ち上げてT&T さん以外でもいくつかそういったところがあると思うので、 その後今度は大手の下着会社も男性も可愛いもの履きたいんだ!でそれに近いようなものも今はラインナップしてるというね。本当に時代の最先端をいく業種 だったということだと思います。
いかがだったでしょうか。
今回の放送が、皆さんにとって「自分らしく」いられるきっかけになっていると嬉しいです。
また次回もお楽しみに♪
6月15日のTHINK ABOUT THE FUTUREは、AuDeeにて配信しています。
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