【活動報告】株式会社ZOZO様と座談会を開催!ユースが感じる「自分らしさとファッション」のリアル
こんにちは! YouthProject 共同代表の「ゆっきー」こと中島幸乃です。
2025年、記念すべき第1回目の「Youth Pride」開催の際、株式会社ZOZO様には温かいご協賛をいただきました。そして今年、2026年はイベント単体にとどまらず、YouthProjectというコミュニティの「年間活動」へのご協賛という形で、若者が安心して過ごせる持続可能な居場所づくりに深くご賛同いただいています。活動を継続的に支えてくださることに、メンバー一同、心から感謝しています!
今回は、YouthProjectのプロジェクトメンバー(コアメンバー)とともに、ZOZO様との座談会を実施させていただきました。その様子と、ユース世代の私たちが強く共感した意識調査についてレポートします。
ユース世代も大注目!「自分らしさとファッションに関する意識調査」
今回の座談会に先立ち、ZOZO様が全国のLGBTQ+当事者500名を対象に「自分らしさとファッションに関する意識調査」を実施しました。この調査結果は、私たちユースにとっても非常に身近で、まさに日頃感じている葛藤が数値となって表れたものでした。
【調査結果の主なポイント】
- ファッション=自分らしさ:約7割(67.0%)が「ファッションで自分らしさを表現することは重要」と回答。自分らしさを表現できている手段の第1位も「ファッション」(42.8%)。
- 周囲の視線というハードル:約2人に1人がファッションで自分らしさを表現できていない(45.4%)との回答。さらに半数以上(51.8%)が周囲の視線を気にして自分らしい服を諦めた経験があり、20代以下では61.6%と特に若年層で顕著。
- 場面に応じた使い分け:約4割(43.2%)が場面や相手によって服装を使い分けており、自分らしい装いが制限されているジレンマを感じていることがうかがえる。
「自分らしさを表現したい」と強く思う一方で、周囲の目や社会的な場面(就活、冠婚葬祭、成人式など)で諦めざるを得ない——。同世代として首がもげるほど共感するデータばかりでした。
コアメンバーと語り合った座談会:葛藤と未来への期待
2026年5月に開催された座談会には、YouthProjectのコアメンバー5名が参加し、日頃抱えているファッションの悩みや実態について率直な思いを伝え合いました。 座談会では、以下のようなリアルな声が飛び交いました。
- サイズや骨格の悩み:「自分の性自認に合う服を着たくても、体型や骨格に合うサイズが見つからない
- 店舗での経験:「買い物中に周囲の視線や店員さんの対応に戸惑うことがある。見た目で決めつけず、どうなりたいかをフラットに聞いてくれる接客があると安心できる」
- 社会との接点での葛藤:「就活のスーツや冠婚葬祭など、特定のフォーマルな場になると途端に選択肢が狭まり、自分らしさを隠さなければならない」
一方で、「好きな服を着られる日は心が前向きになる」「性別にとらわれないモデル起用や商品展開をしてくれるブランドが増えると、多様性の広がりを感じてすごく励まされる」といった、ファッションが持つポジティブな力についても熱く語り合いました。
ファッションを通じて「自分らしくいられる社会」を目指して
日常の装いは自分らしく楽しめる場面が増えているものの、ユース世代が社会と関わり始めるタイミングでは、まだまだ高いハードルが存在しています。
誰もがどんな場面でも自分らしくいられるための選択肢が、ファッション業界からもっと広がっていくことを期待しています。そして私たちYouthProjectも、そうした環境づくりに向けて声を届け、アクションを続けていきます!
素敵な対話の機会を作り、ユースの声に耳を傾けてくださったZOZOの皆様、本当にありがとうございました!
【取り組み概要】
- 企画内容: LGBTQ+当事者とファッションに関する座談会の実施および意識調査
- 対象: 株式会社ZOZO様/YouthProject コアメンバー5名
- 実施時期: 2026年5月
執筆者: ゆっきー(中島幸乃) / YouthProject 共同代表