Queer Space Tokyo
外部利用に関するご案内
Queer Space Tokyo Terms for External Use
制定日:2026年3月26日
1. 目的と利用対象
1-1. 目的
Queer Space Tokyo(以下「当スペース」といいます。)は、LGBTQ+当事者およびLGBTQ+コミュニティに関係する活動のための拠点として運営されています。本規約は、当スペースを外部団体または個人が利用する場合の取扱いについて定めるものです。当スペースは一般的な貸館施設ではなく、当スペースの管理・運営上の判断に基づき、限られた範囲で外部利用を受け付けています。
1-2. 利用対象の範囲
当スペースの外部利用は、LGBTQ+当事者およびLGBTQ+コミュニティに関係する活動を対象とします。上記に該当しない内容については、当スペースの管理・運営上の対象外として、利用を受け付けません。また、施設利用の権利を第三者に譲渡または転貸することはできません。
2. 利用申請と可否の決定(申請方法)
2-1. 利用承認までのステップ(フロー)
当スペースのご利用は、以下のステップを経て確定します。
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・利用申請
- ・利用希望者は、「2-2.利用申請について」に基づき、必要な情報を添えて東京レインボープライド(以下「TRP」といいます。)に対し申請を行います。
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・利用可否の審査
- ・TRPにて、提出された申請内容に基づき、「2-3. 利用可否の原則と基準」に従って審査を行います。
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・可否通知
- ・審査結果(承認または不承認)を利用申請者へ通知します。不承認の場合、原則として不承認理由の通知は行いません。
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・請求書の発行
- ・承認された場合、利用料金に関する請求書がTRPより発行されます(3-5を参照)。
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・料金の支払い
- ・利用申請者は、「3-5. 支払い方法および支払期限」に基づき、指定の期限内(承認通知後5日以内)に銀行振込にて料金をお支払いください。
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・利用確定
- ・TRPで利用料金の入金が確認できた時点で、利用の承認が確定します。期限内に支払いが確認できない場合、利用承認が取り消されることがあります(3-5を参照)。
2-2. 利用申請について
利用を希望する場合は、事前に申請を行ってください。
【申請時に必要な情報】
- ・利用の目的および内容
- ・利用申請者情報
- ・LGBTQ+当事者の関与状況
- ・参加費・収益の有無
- ・広報方法
- ・利用希望日時(複数候補)
申請内容をもとに、運営側が総合的に判断します。すべての申請が承認されるものではありません。
2-3. 利用可否に関する原則と基準
すべての外部利用は、事前に申請内容を確認した上で判断します。
【運営上の観点】
外部利用の可否は、企画の主張内容や社会的意義を評価するものではありません。 当スペースを管理・運営する立場から、当スペースを利用した企画の実施について、以下の観点に基づき可否を判断します。
- ・企画内容、実施形態、発信方法等について、当スペースを利用して実施されるものとして、管理・運営上、受け入れ可能な範囲であるか
- ・当日の進行、参加者対応、告知、広報、発信、およびトラブル対応等について、すべて利用申請者の責任において実施される体制であるか
- ・利用申請者による対応を前提とした場合においても、当スペースの管理・運営上、TRP側に追加的な関与や対応が発生しないと判断できるか
これらの判断は、企画の価値、主張、社会的正当性について結論を示すものではありません。また、判断にあたり、申請者との解釈の一致や合意形成を目的とするものではありません。
【利用をお受けすることができないケース】
以下に該当する場合、後述するTRPとの共催または共同企画の場合を除き、企画内容、主張、料金の有無に関わらず、当スペースでの実施はできません。
- ・差別的または排他的な表現や行為が含まれる、または含まれるおそれがあると運営上判断されるもの
- ・LGBTQ+当事者性や経験を、利用申請者の目的のために用いる構造があると 運営上判断されるもの
- ・特定の団体、個人、商品、サービス等の宣伝または、営業、勧誘、販売促進ブランディングを主目的とすると運営上判断されるもの
- ・当スペースの管理・運営上、実施が困難であると判断されるもの
これらの判断は、企画の正当性や主張内容について結論を示すものではありません。また、判断理由の詳細について、個別の説明や協議を行わない場合があります。
2-4. 利用内容の例について(参考)
外部利用として、以下のような例が考えられます。
- ・LGBTQ+当事者を中心としたクローズドな集まり
- ・上映、展示、トークイベント等
- ・外部団体による活動紹介、交流、研究、調査、取材等
これらは参考例であり、利用可否の判断基準ではありません。
3. 使用料と支払いについて
3-1. 基本方針(原則有料)
外部団体または個人による当スペースの利用は、原則として有料とします。これは、当スペースの維持および管理運営に必要な措置です。
3-2. 使用料を免除する場合
以下の場合に限り、使用料を免除することがあります。
- ・TRPとの共催または共同企画
- ・その他、TRPが使用料を免除すると決定した場合
いずれの場合も、TRPとの事前協議およびTRPとの個別合意を必須とします。TRPの活動趣旨に賛同していること、TRPからの後援を受けていることまたは、TRPの名称等の使用許諾を得ていることをもって、使用料が免除されるものではありません。
3-3. 使用料の詳細
- ・使用料:6,000円/時間(税別)
- ・最低利用時間:2時間
※運営状況等により、今後変更する場合があります。
3-4. 参加費・収益に関する取扱いと加算
参加費、入場料、物販、寄付、投げ銭等を予定している場合は、事前に申告してください。
内容に応じて、使用料の設定変更または売上の一部還元を求める場合があります。
【営利目的・高額参加費の場合の使用料加算】
次のいずれかに該当する場合、施設使用料を通常の1.5倍とします。
- ・1,000円以上の参加費または会費を徴収する場合
-
・商品販売、販売会、商業目的のサービス提供を行う場合
(該当の有無については、申請内容をもとに運営側が判断します。)
【完全貸切利用の場合】
完全貸切での利用を希望する場合は、原則として施設運営日以外での対応となります。この場合、施設使用料は、通常の使用料の1.5倍とします。 当該加算には、人件費および休日稼働に伴う費用を含みます。完全貸切の可否については、運営状況等を踏まえ、TRPが個別に判断します。
3-5. 支払い方法および支払期限
利用料金は、TRPが発行する請求書に基づき銀行振込による方法にてお支払いください。TRPへの現金持参払いは受け付けていません。 承認通知後、5日以内に利用料金をお支払いください。期限内に支払いが確認できない場合、利用承認を取り消すことがあります。
※運営状況等により、今後変更する場合があります。
3-6. キャンセルについて
利用者都合によるキャンセルの場合、以下のキャンセル料が発生します。
- ・利用日の7日前まで:無料
- ・利用日の6〜2日前:使用料の50%
- ・利用日の前日・当日(連絡なしの場合を含む):使用料の100%
※ただし、災害、交通機関の停止その他やむを得ない事情によるキャンセルの場合は、個別に判断します。
4. 利用時間・日程
4-1. 利用日・貸切・予約期間
外部利用は、原則として施設運営日のみ可能です。(火曜日〜土曜日)完全貸切ではなく、一般利用者が施設に立ち寄る場合があります。完全貸切を希望する場合は、前述の追加料金が発生します。
【予約受付期間について】
- ・外部利用の予約は、原則として利用希望日の3ヶ月前から受付します。
- ・利用内容や施設の状況により、受付開始時期を前後する場合があります。
4-2. 利用時間について
利用時間には、準備および撤収の時間を含みます。 終了時刻までに原状回復を完了してください。利用時間の延長を希望する場合は、必ず事前に申請してください。当日の延長については、運営状況によりお受けできない場合があります。
5. 主催および責任の所在
本規約に基づく外部利用(TRPとの共催または共同企画の場合を除く、以下同じ)については、すべて利用申請者による主催とします。本規約に基づく外部利用においては、企画の進行、参加者対応、告知、広報、発信、および当日の運営・トラブル対応に関する一切の責任は、利用申請者が負うものとします。TRPは、当スペースを利用することの可否を判断する立場にとどまり、本規約に基づく外部利用においては、企画の運営、進行管理、告知、広報、発信等には関与しません。また、本規約に基づく外部利用においては、「TRP主催」「TRP公式イベント」等、TRPが企画の主体又はTRPが関係しているものであるかのような誤認を生じさせる表現は使用できません。
5-1. 施設名・団体名等の使用について
告知・広報物等において「Queer Space Tokyo」の名称を使用する場合は、会場提供であることを明示してください。TRPの主催・後援・協力を示す表現、およびTRPの名称やロゴの使用は、事前の許可なく行うことはできません。また、イベントの問い合わせ先として、TRPまたはQueer SpaceTokyoの電話番号・メールアドレスを無断で掲載することを禁止します。
6. 利用上の遵守事項・禁止事項
6-1. 禁止事項
利用中、以下の行為を禁止します。
- ・事前申告のない飲食の提供
- ・火気の使用
- ・危険物の持ち込み
- ・大音量での音楽再生やパフォーマンス
- ・無断での撮影・録画・配信
- ・他の参加者や利用者に対する勧誘、連絡先交換の強要
- ・非常口・避難導線を塞ぐ行為
以上の行為に関し、運営側が不適切と判断した場合、是正を求める、または利用を中止することがあります。
6-2. 撮影・録画・配信について
当スペース利用中に撮影・録画・配信を行う場合は、事前申告を必須とします。参加者が写り込む場合は、必ず事前に同意を得てください。
6-3. 飲食・アルコール・衛生管理について
利用中の飲食は、以下の範囲で可能です。
- ・飲み物、軽食程度の持ち込み
- ・匂いの強い食事、調理行為は原則禁止
- ・ガス・火器の使用は禁止
- ・ゴミは利用申請者が責任をもって持ち帰り、原状回復を行ってください。
【飲食提供について】
参加者への飲食提供を行う場合は、必ず事前に申告してください(ケータリング提供、食品配布など)。
※飲食物の販売行為は原則として認めていません。内容により、お断りする場合があります。
【アルコールについて】
外部利用におけるアルコールの持ち込み・提供は原則禁止です。特別に認める場合は、事前協議が必要です。未成年が参加する、または参加する可能性があるイベントにおいては、理由の如何を問わず、アルコールの持ち込みおよび提供を一切認めません。
【衛生・責任について】
飲食に伴う衛生管理および食中毒等のリスクについては、利用申請者が責任を負うものとし、当スペースは責任を負いません。
【喫煙について】
室内、ビル周辺、路上を含め、全面禁煙です。周辺へのご迷惑とならないよう、ご協力をお願いします。
6-4. 定員・設備・備品・機材について
定員、使用可能な椅子・テーブル、提供可能な備品・機材については、別紙をご確認ください。
当施設には音響・映像設備(AVシステム)が常設されていますが、以下の行為を禁止します。
- ・利用者による配線の抜き差し、設定変更
- ・常設機器への持ち込み機材の接続
- ・無断での追加・改造行為
大型機材や大量の荷物を持ち込む場合は、事前にご相談ください。
6-5. ゴミ処理・原状回復
【ゴミ処理について】
- ・イベントや利用に伴って発生したゴミ(飲食物の容器・包装・紙類等)は、原則としてすべて利用申請者・利用者が持ち帰り、適切に処分してください。
- ・施設内のゴミ箱は、来館者の日常利用を想定したものであり、イベント利用による大量のゴミ処理には使用できません。
- ・イベント内容や規模によっては、事前相談のうえ、施設側で処理方法を協議することがあります(※別途費用が発生する場合があります)。
【原状回復について】
- ・利用終了後は、机・椅子・備品の配置を元の状態に戻し、簡易清掃を行ったうえで退出してください。
- ・床・壁・設備・備品等に汚損・破損が生じた場合は、利用申請者・利用者の責任において原状回復、または修繕費用をご負担いただきます。
- ・原状回復が不十分な場合や、清掃・修繕が必要と判断された場合は、施設側で対応し、その実費を請求することがあります。
7. 安全管理と免責・中止措置
7-1. 安全管理および免責事項
当日の安全管理および参加者対応は、利用申請者の責任で行ってください。事故、怪我、トラブルが発生した場合、利用申請者が一次対応を担うものとします。外部利用中に発生した事故・盗難等について、当スペースは責任を負いかねます。必要に応じて、利用申請者にて保険加入をご検討ください。
【損害・破損・賠償責任】
施設および備品を破損または汚損した場合、修理費用等をご負担いただく場合があります。
7-2. 利用中止および退館措置
ガイドライン違反が確認された場合、または安全確保が困難であると運営側が判断した場合、利用中であっても、企画の中止または退館を求めることがあります。
8. 広報・掲載について
外部利用がある日は、Queer SpaceTokyoウェブサイトのカレンダーに「外部利用あり」またはイベント名を掲載する場合があります。掲載内容の詳細については、事前に相談の上で決定します。
9. おわりに
本規約は、当スペースの管理および運営を継続するために定めるものです。 ご理解の上、ご協力をお願いします。