東京レインボープライド、法人向けDEI eラーニングプログラムの正式版を提供開始 – 専門的かつ実践的なコンテンツで、組織のDEI推進を支援 –
特定非営利活動法人東京レインボープライド(所在地:東京都新宿区、共同代表理事:山田 なつみ、佐藤 ユウコ、以下TRP)は、DEI(Diversity:多様性、Equity:公正性、Inclusion:包摂性)への理解を深め、現場での実践につなげることを目的とした法人向けeラーニングプログラムの正式版の提供を開始しました。
なぜ今、DEIプログラムが必要か?
近年、企業や団体から「DEIについて学びたいけれど、まず何から始めればいいのかわからない」という声が数おおく寄せられています。その一方で対応に迷ったり、学びが一過性で終わってしまったりするケースも少なくありません。そこでTRPは、これまで培ってきた研修や講演の実績と専門的な知見を活かし、一人ひとりがじっくりと考え、自分ごと化できる法人向けeラーニングプログラムを開発しました。

【専門性 × 実践力で設計されたプログラム】
DEIやLGBTQ+に関する専門的な知識と教育経験を持つスタッフの学術的な知見に加えて、企業・団体・学校・自治体に対して積み重ねてきた研修や講演、コンサルティングの実践的な経験を活かして設計。さらに、当事者を含む多様な立場のスタッフの声を取り入れ、受講者が自分のペースで深く考えながら学べる構成となっています。例えば、モジュール1では見えにくい属性に目を向ける機会を提供し、一人ひとりが自ら考え行動するきっかけとなることを目指しています。
【自分のペースで深めるeラーニングだからできること】
対面研修には対話や双方向性の魅力がありますが、eラーニングには自分のタイミングで繰り返し学び、じっくりと考えを深められるという強みがあります。本プログラムはその特長を活かし、テストや動画視聴だけではなく、一人で問い直す時間を大切にしました。
プログラム詳細・お申し込み
▼ eラーニングプログラム詳細ページ
企業や団体で活用いただける、東京レインボープライドのDEI eラーニングプログラムについては、こちらからご覧いただけます。
▼ まずは1週間、無料でお試しいただけます
導入をご検討中の法人向けに、最大3名様までご利用可能な無料体験版をご用意しています。プログラム内容や受講の流れを、実際にご体験いただき、導入イメージをつかむ機会にご活用ください。
開発に込めた想い
正式版の提供開始に合わせて、本プログラムの開発に携わったメンバーへのインタビュー記事を公開しています。開発背景や込められた想い、そして今後の展望について詳しくご紹介しています。ぜひ開発者の熱い想いをご覧ください。
▼ 「誰もが、自分のペースでDEIを学べるように」——eラーニング開発に込めた想いとは?
有識者からのコメント

秋葉 丈志
早稲田大学スチューデント・ダイバーシティ・センター長/国際教養学部教授
(専門分野:法社会学・マイノリティの人権)
「いま多くの大学がLGBTQ+学生を含め多様な学生が個性を発揮しながら活躍できる環境づくりに取り組んでいます。そうした中、「大学のその先」、企業に就職しキャリアを築こうとしている学生にとって、企業のカルチャーはとても重要な関心事になっています。このeラーニングプログラムは、最近よく聞くDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)について、特に企業現場での事例やシナリオをもとに誰でも取り組める内容で構成されており、同僚として、管理職として、包摂的な組織運営をするうえで大切な視点・思考が身に付く内容になっています。能力あるたくさんの学生が企業・社会で存分に活躍できるよう、このプログラムが活用されることに期待しています。」
今後の展開
今秋には「モジュール2」の公開を予定しており、より深い理解と実践につながる内容を提供してまいります。TRPは今後も、DEIが”特別な取り組み”ではなく”日常の土台”として根づく社会の実現に向けて、継続的な教育・啓発活動を推進してまいります。