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【活動記録】YouthProjectが主導する「出会い・学び」の裏側

#YouthProject

こんにちは。
コミュニティ・ウェルネス事業部 YouthProject共同代表の中島幸乃です。

本記事では、2024年10月より年間を通して活動を続けているユースコミュニティ「YouthProject」の取り組みの中から、「月次交流イベント」について掘り下げてご紹介します。
月次交流イベントは、コミュニティ立ち上げ当初から毎月欠かさず開催しており、今月で16回目となりました。イベント企画がどのように生まれているのか、企画チームの様子とともに、その舞台裏をお伝えします。

ユースが安心して出会える場をつくる

LGBTQ+のユースが同世代と安心して出会い、悩みや経験を共有できる場は、まだ十分に整っているとは言えません。学校や家庭、地域社会の中で孤独を感じることも多く、心理的安全性が確保されたコミュニティの存在はとても重要です。

さらに、「楽しいからまた来たい場所」「意気投合する仲間を作れる場所」にすべく、ユースが作る、ユースのための交流イベントをユースの等身大の目線で企画することを意識しています。

今年度より、YouthProjectの企画・運営に携わる中核メンバー(プロジェクトメンバー)を20名任命し、SNS(広報)チーム、コミュニティ(交流促進)チーム、イベント企画チームの3つに分かれて活動しています。それぞれが役割を持ちながら、月次交流イベントをはじめとする様々な企画の制作・運営を進めています。

“等身大の”月次交流イベントプログラム

月次交流イベントでは、テーマトーク、季節イベント、レクリエーションなど、多様なプログラムを対面・オンラインで実施しています。

オンラインイベントの様子

これまでには、夏のBBQイベント、冬のクリスマスパーティーでのケーキ作り、全国のLGBTQ+ユース団体による活動発表会、学びながら楽しむ「クイアクイズパーティー」などを開催してきました。

対象は10代・20代のLGBTQ+当事者やアライです。本名やセクシュアリティを問わず、呼ばれたい名前・ありたい自分で参加していただけるようにしています。

「みんなのルール」

イベント当日は、まず参加者全員が安心して過ごせるよう 冒頭に「みんなのルール(グランドルール)」を共有します。その後、自己紹介やアイスブレイクを行い、メインプログラムへと進みます。最後には自由交流の時間があり、会場の片付けも運営・参加者の区別なく自然とみんなで行っています。

多様なユースの意思から生まれる企画たち

こうしたイベントは、ユースメンバーによる企画ミーティングを通して準備されています。

ミーティングの様子

ミーティングでは、「どのような企画なら楽しんでもらえるか」「初めて来る人が安心して過ごすには何が必要か」といった視点から活発な意見交換が行われます。中核のプロジェクトメンバーには高校生、大学生、社会人が含まれており、それぞれの年代の視点が企画に活かされています。アイデア出しの段階では自由な発想を歓迎し、その後、実現可能性や安全性、多様な参加者への配慮などを検討しながら具体的な企画へと落とし込んでいきます。
当初は運営スタッフ主導で企画・運営を進めていましたが、現在はスタッフはサポート役に回り、多様なユースの意思から生まれる発想を尊重したイベントづくりが進んでいます。

イベント運営の様子

企画を支えるユースの率直な思い

ミーティングでは、メンバーから率直な思いが語られます。

「初めて来る人が一人でも安心して楽しめるイベントにしたい」
「どんな人でも居場所があると感じてもらいたい」
「参加者同士が仲良くなって帰ってほしい」

こうした言葉が、YouthProjectのイベントづくりの根底にある価値観を形づくっています。

つながりの先に広がるコミュニティ

イベントには毎回さまざまな背景を持つ若者が参加し、継続的に顔を合わせる中で自然なつながりが生まれています。
初参加者からは「みんなが優しく迎え入れてくれた」という声や、複数回参加しているメンバーからは「近況とかモヤモヤとかを安心して仲間に言うことができた!」といった声が寄せられ、リピート参加につながるケースも多く見られます。

また、イベント参加をきっかけに別の活動へ関わるようになったり、イベント外でも友人関係が生まれたりと、コミュニティが広がっていく様子も見られています。

「安心して集える場所」をつづける

YouthProjectでは、今後もユースの声を反映しながら月次交流イベントを継続していく予定です。社会の中で孤独を感じやすい若者にとって、安心して集まれる場所の存在は大きな支えになります。

一人でも多くのユースが「ここに来てよかった」と感じられる場を届けられるよう、これからも取り組みを続けていきます。

執筆者:中島幸乃 / コミュニティ・ウェルネス事業部 Youth Project 共同代表

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