特集

<4/6放送>ゲスト:中澤拓也(チェリオグループ)、午前0時のプリンセス

#Find Your Colors

InterfmとTOKYO RAINBOW PRIDEがタッグを組み、ダイバーシティ、多様性のある社会が叫ばれる中で、毎回取り上げる様々なトピックスやゲストの方との会話を通し、まだまだ残る、様々な問題を可視化し、本当の意味での多様性と、愛のある社会を目指していく番組「Find Your Colors with TOKYO RAINBOW PRIDE」。

4/6(土)のゲストは、前半は、TOKYO RAINBOW PRIDE 2024に賛同してくれたパートナー企業の中から、チェリオグループ 中澤拓也さん 、後半は、多様なバックグラウンドを持つ人気インフルエンサー4人組!午前0時のプリンセスのみなさんです。

レインボートピックス

世界中から集めた最新のニュースから、話題のイベント、映画、音楽、お店など、多様性のある社会に気づける、理解を深められる、参加できる、そんな様々なトピックスを取り上げて、紹介する「RAINBOW TOPICS」。
今週は、TOKYO RAINBOW PRIDE 2024に賛同してくれたパートナー企業の中から、チェリオグループ 中澤拓也さんに今年の取り組みについてお伺いします。

チェリオグループは、2014年からTRPに参加し、現在はトップスポンサーを担っている。

CHANGE WITH CHEERIOを掲げ、変化を求めてチャレンジを続けている企業。

現在では、東京だけでなく全国各地のプライドイベントを応援し、各地域で働いている従業員の方たちがパレードに参加している。これまで応援したプライドは、ピンクドット沖縄、九州レインボープライド、レインボーフェスタ(大阪)、和歌山、レインボーフェスタ那須勝山、名古屋レインボープライドなど。イベント会場では、ライフガードをレインボーパッケージにした、ライフガードレインボーの配布。
また、最近では天然水には通年でレインボーカラーが描かれており、多くの人たちにセクシュアルマイノリティについて知るきっかけ作りを行なっている。

THINK ABOUT THE FUTURE

様々な価値観を共有し、よりよい社会の方向性を模索していくゲストコーナー、「THINK ABOUT THE FUTURE」。
今週のゲストは、多様なバックグラウンドを持つ人気インフルエンサー4人組!午前0時のプリンセスの皆さんをお迎えして、それぞれのバックグラウンドや活動への思いについてお話ししていただきます。
この記事では、momohahaさんとJESSICAさんのバックグラウンドについてのお話しを抜粋します。

ぜろぷりのバックグラウンド

ブルボンヌ :4名がそれぞれキャラクターとしてね、ぱっと書いてあるのを見たので、もし気にくわない言い方だったらあれなんだけど、多様性を感じる4名ということで。ハーフのmomohahaちゃん、プラスサイズのJESSICAちゃん、番組の中でもレズビアンを公言された大内ちゃん、ジェンダーレスな聖秋流ちゃんということで。もうほんと最近ね、ダイバーシティとか多様性なんて言葉で言われてるけど、たまたまこの4人が多様性の中でも語られるキャラクターをもってたのね。

JESSICAさん :ほんとに奇跡ですよね。

大内さん :偶然。

ブルボンヌ :で、聖秋流ちゃんのことは去年ねこの番組でたっぷり2週にわたって聞いたから今日はカットするとして(笑)

聖秋流さん :ほんとそうですよ、ほんとに(笑)。アタシしゃべることないですもん、逆に。

ブルボンヌ :いっぱい聞いたもんね。

聖秋流 :話しすぎてね(笑)

ブルボンヌ :でも、前回アタシ、最後聖秋流ちゃんの言葉で涙ぐんじゃって。

JESSICAさん :ほんとに、分かる。

momohahaさん :すごく良いこと言いますもんね。

聖秋流さん :やっだぁ~、もっと株上がれ、聖秋流の(笑)

大内さん :これ以上上がってどうすんの(笑)

ブルボンヌ :momohahaちゃんのハーフってのも、やっぱいろいろ思うところあった?

momohahaさん :そうですね、私ハーフの中でも結構見た目が人と違うというか。アフリカ系黒人系のハーフで。どうしても、肌の色だったりとか、髪の毛のくるくるで見た目が人と違うから、小さいとき、いじめとかはなかったんですけど、悩んできていないっていったら嘘になる。自分がTV番組を見てきて、すごいかわいいって言われてるハーフの人って、大体白人系だったりとか、日本人と近しい部分がある人たちが多くて。自分が目指すロールモデルが、自分の中ではいなかったんです。TVに出てた中で、黒人系のハーフの子で出てる子っていないよなって思って。SNSでもあんまり、自分の中ではいなくて。そのときによく兄弟で「俺たちがそういう存在になれればいいのにね」って話しをよくするんですよ。私も実際、悩んでる子が近くにすごくいっぱいいて、自分が生まれ育った地元も、米軍基地の近くなんでハーフがめちゃくちゃ多いんですよ。私と同じような黒人系のハーフも多いし、それこそいじめにあったって子たちもめちゃくちゃ多いから。自分のファンの子の中にも、すごいそういうことでいじめにあったとか、どうすればいいんですかとか、DMですごいいただくんです。

ブルボンヌ :そっか~。

momohahaさん :そうなんですよ。でも、最近ありがたいことにmomohahaちゃん目指してますとか、momohahaちゃんが発信してくれることで、自分はこれでもいいんだって認めて貰えたような気持ちになりました、みたいなことを言われて、自分はにとっての、誰かの憧れの存在になれたりとか、自分がやることで生きる希望になれてるんだって思って。最近それが自分が活動する上での、面白いことを提供したいって思うことと同時に、誰かにとって憧れて貰えるような存在になりたいって思いはすごい大きいです。

ブルボンヌ :むっちゃいいね~。

JESSICAさん :ほんとにね。友達で嬉しいわ、ほんまに。

ブルボンヌ :確かに、momohahaちゃんの言うとおり、日本って、それこそアタシが子どもの頃から、ハーフのタレントさんっていたけど、アレって結局、白人コンプレックス的な。ホワイト寄りのハーフの皆さんに憧れをもって、見てる人たちの世界だったから、すごく気持ち分かるし、そこをやっぱりロールモデルに自分からなっちゃえば良いって言うのはむっちゃかっこいいですよ。もうなってるし。

JESSICAさん :ほんとになってる。

ブルボンヌ :そして、JESSICAさんは、プラスサイズって言葉はどんな感じ?

JESSICAさん :アタシ、今85Kgあって、俗に言ったら太ってるみたいな感じで周りから言われたり。小っさいときは、「デブ!」とか「ブタ!」とか、悪口みたいな感じで、結構そういう風な感じでいじめにあったりとかしてたんですけど、自分の中では、これはかっこいいのになんでそんなこと言われなきゃあかんのやろうみたいな感じやったんですよ。

ブルボンヌ :いい。じゃあその言葉にあんま負けてなかったんだ。

JESSICAさん :なんか、「え、ですよ?」みたいな。「そうですよ」みたいな。でも、それをみんな嫌がる。デブっていう言葉は嫌いなんですけど、太ってることに対してコンプレックスって思っているのが、私以外の全員みたいな感じやったんで、だからアタシは、そういう世界は嫌だなって思ってて。アタシは、プラスサイズであることがすごいかっこいいと思ってるし、迫力があって、すごい魅力的やなって思ってて。プラスサイズに対して、マイナスなイメージっていうのをなくしたいなっていう風に思って、自分がダイナミックに踊って、太ってるからかっこいいだ!ってことを見せたい。これだからこの格好が似合ってかっこいいんだってところ、全部が全部美しいんだよってことを発信していけたらなって思って、今頑張っていろいろやってるんです。

ブルボンヌ :もうほんとにみんな素敵よ~。

ぜろぷり :(笑)

ブルボンヌ :ね~、もともとね、2丁目文化とかの世界のゲイ文化的には、プラスサイズってむしろ人気者の証というかね。所謂デブ専って言う枠がゲイ業界あるから、みんなプロフィールに、今頑張って増量中ですって書いてる人がいるくらいの世界で、あんまりネガティブなイメージはウチらはもともとないんだけど、確かに、世間の女子に対してはあるよね。でも、そんなかで、なんでケロっとそこを気にならなかったんだろうって思う?

JESSICAさん :えー、でも、これも環境やと思うけど、自分の家族はかわいいって。シンプルに。ダンスの世界っていうのもあって、そこまでアカンってされてなかったっていうのもある。逆に、目立ってて良いねとか、ステージ映えするねとかを言われてたから、「そうやんな?」くらいの感じだったんですよ。でも時々、誰々のバックダンサーするんやったらここまで減量せなあかんとか、この衣装を着るにはここまで痩せなきゃあかんとか、そんな太ってたら、誰も起用してくれないから痩せなさいとか、整列させようとするというか、やっぱり仕事をしていると。

ブルボンヌ :そろえるみたいなね。

JESSICAさん :そろえられるっていうのがあって。それに対して「え~っ」てなって。海外では、どんなサイズでも、かっこよかったら起用されるし、そこまでいってしまったら、誰も気にならないんじゃないかみたいな。そんな指示されないところまでいったら、良いんじゃないかっていうのを思って。とりあえずひたすら、自分の好きな体型で、好きなダンスをして、色んな人に、それをかっこいいっていってもらってる段階なんですけど。

ブルボンヌ :じゃあやっぱ、周りのご家族とかも、全然それを否定しなかったのも大きいんだね。

JESSICAさん :全く。

ブルボンヌ :じゃあ、これを聞いてるお父さんお母さんもね、子どもの体型とかをその子が全然気にしてないのに、もっと痩せなとか決めつけていわない方が良いんだね。

JESSICAさん :それは、そうやと思います、ほんとに。その一言で、「あ、私ってダメなんだ」、「私って人と違うから、太りすぎがかっこ悪いんだ」みたいな感じに、あんまり、自分の固定概念というか、自分の普通を押しつけるのはあんまり良くないんじゃないかな。

ブルボンヌ :ね、押しつけないとJESSICAみたいな、生き生きした素敵な人になるのよね。

JESSICAさん :あはははは(笑)そうです(笑)

ブルボンヌ :そんな4人が満を持して、東京レインボープライドというね、そういう多様性を謳う現場に、出演してくれることが決定したということなんですけど、どんな気持ちでどんなことを当日はぶちかましていただけそうですか?

聖秋流さん :どんなことでしょうね。

ブルボンヌ :何するとかは、もう大分決まってきてるの?

聖秋流さん :メインステージの出演だったりとか、サブステージの出演だったりとか、あとパレードのフロートに乗せて貰ってりとかは、もうすでに決まってて。

ブルボンヌ :いい!

JESSICAさん :いいですよね!

ブルボンヌ :フロート超楽しいよ。

聖秋流さん :アタシちょっと憧れあったんですよ。

JESSICAさん :そう!

ブルボンヌ :ちょっとね、人より高めの(笑)トラックの上みたいな、飾り付けたトラックの上とかに乗せてもらいつつ、渋谷の街を練り歩くと、やっぱ両脇からワっていって貰えたりするから、すごい元気になるよ。

ぜろぷり :え~楽しみ!

momohahaさん :去年私たちが、東京レインボープライドに参加させていただいたときに、渋谷の街を練り歩いてたんですけど、そのときに「私たちあそこに乗れたら絶対楽しいよね」って話しをずっとしてたんです。

JESSICAさん :そうなんです!

ブルボンヌ :もう、あっという間に夢叶っちまう!

momohahaさん :まさか今回、TRPのユースアンバサダーに選んでいただいて、めちゃくちゃ光栄すぎて。

ブルボンヌ :逆に東京レインボープライドからしたって、総フォロワー数550万人を超える皆さんが、フロート乗ってるから当日来てねって言ってくれたら、どんだけ応援が増えてえますます盛上がるかって話しじゃない~。

聖秋流さん :天狗にならないようにだけ、気をつけようね!

JESSICAさん :ウチらは、謙虚という文字を背負って生きる!

ブルボンヌ :天狗になりそうなときもあるの?

ぜろぷり :あははは(笑)

JESSICAさん :やっぱり、ありがたいことに、ほんとにいろんな仕事をいただく機会が多くて。個人でも、グループとしても、あるから「売れてきてんじゃね!?」みたいな(笑)

ブルボンヌ :だって、JESSICAもぜんぜん家に帰れないとか。飛び回ってるんでしょ?

JESSICAさん :大人気なんじゃね!?ってなるんですけど、でも。みんなのおかげだと。それを抑えて抑えて(笑)

ブルボンヌ :じゃあ、あの、東京レインボープライドの会場でももう一度お会いできると思うんですが、これからの活動を通じて、皆様にもしメッセージがあれば。

momohahaさん :この4人が揃うのって、私はずっと運命的な何かなんじゃないかなって感じてて。それぞれLGBTQも、ハーフもそうですけど、他にもいろいろ悩んでることが、人には言えないけどたくさんあると思うんですけど、私たちが少しでもその悩みを解消してあげたりとか、人に笑顔を届けてあげられるようなパワースポット的な存在に今後もなっていきたいと思っていますので、是非よろしくお願いします!

ぜろぷり :よろしくお願いします!

ブルボンヌ :本当にね、多様性の権化のようなユニットなので、これからの時代のみんなにね、勇気を与えてあげて下さいね、ありがとうございます。


いかがだったでしょうか。

今週は、TOKYO RAINBOW PRIDE 2024に賛同してくれたパートナー企業の中から、チェリオグループ 中澤拓也さんに今年の取り組みについてお伺いし 、後半は、多様なバックグラウンドを持つ人気インフルエンサー4人組!午前0時のプリンセスのみなさんに、それぞれのバックグラウンドや活動への思いについてお話ししていただきました。

多様性という言葉は、とっても便利で色んなところで使われていますが、本当にたくさんの捉え方ができますよね。今回のTHINK ABOUT THE FUTUREでお話ししてくださったぜろぷりさんのお話しでは、まさに多様性という言葉の多面的な部分を感じられました。
LGBTQ+とかだけじゃなくて、色んな人たちにとっての色んな部分をリスペクトし合えると素敵だなって思いました!

今回の放送が、皆さんにとって「自分らしく」いられるきっかけになっていると嬉しいです。

また次回もお楽しみに♪

4月6日のTHINK ABOUT THE FUTUREは、AuDeeにて配信しています。

AuDee

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